Buck wave 性能評価

仮称が決まったので性能をまとめて検証してみましょう。

1)効率 

無効電力を排除するPFCと同じ原理なので効率は0.9以上になる。定電流方式に比べ電流検出抵抗がないので、その点でも有利だ。現時点で最高の効率方式だと自慢できる。

2)ノイズ

方式的に高周波ノイズは発生しない。しかし低周波で電流は変動するので、振動しないように配線時の配慮は必要になる。

3)低輝度分解能

コイルとの協調動作で制御周波数が上げられるので、以前のDCMより性能は上がっている。電流の上昇時期が早いので、定電流より色温度変化も気にならないだろう。

4)一般のPWMで使用できるか?

DCMでの有効性は確認しているけど、一般の人が使っているPWMで適用するのは難しいのではないか。特に電流を制限する方法がとれないことが問題となりそう。PWMは低輝度での課題があり、今後は2流品扱いになるのではないかと予想している。

5)Auroraに転用できるか?

出来ればRGB全部に3回路入れてることはしたくない。Buckを色切換の前に入れて、クロスオーバーさせれば動作するかもしれない。もうノイズや効率面で元には戻れない意識が強いのでなんとかしたい。

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